懲りずに青物を狙いに行って再びボウズを食らってしまった…。
ここ最近どうもリズムが悪い。
私が釣りに行こうとすると雨が降ったり爆風だったりするのだ。
やっと釣りに行っても本命が釣れない。
今回もそうだった。
平日の晩秋、泉大津の旧水上けいさつ波止への釣行したボウズ日記を読んでみたい方だけ続きを読んで欲しい。
夜中の花市場公園は強風
前回の釣行は花市場公園でボウズを食らった。
タチウオも青物も全く気配が無かったので魚がいなかったのだろうと思っていた。
しかしその1週間後、タチウオも青物も爆釣しているという情報が入ったのだった。
青物に至ってはハマチどころかブリクラスが釣れており、なぜ私が行っていない時に釣れるのかと頭にきていた。
そんなこともあって「次こそは!」という思いで花市場公園に行こうと夜中1時に家を出た。
夜中に飲ませ釣り用のアジを釣るためだ。
2時過ぎに現地到着。
爆風である。
昼に見た予報では5メートルの風となっていたが、夜に見た時には風速2メートルの予報だった。
2メートルならなんとかなると思っていたが、実際に現地に着いてみると爆風。
天気予報は昼間見た時と同じ5メートルの北風に戻っている。
こんなのは予報とは言わない。
今の天気に合わせているだけで予報ではないだろう。
ウェザーニュースは信用できない。
そんなことを思いつつ、来てしまったからにはどうにかしなければいけない。
風が強くてもアジが釣れていればいいかと思い、サビキ釣りをしているオジちゃんに聞いてみる。
「今日はアカンで」
クーラーにもアジの姿はない。
これはダメだ。
風も強くてアジも釣れない。
もう花市場公園に用はない。
すぐに北風に強い釣り場を探すためグーグルマップを開いた。
旧水上けいさつでタチウオ&飲ませ釣り
今日の風は東よりの北風5メートル。
この風を背中から受ける釣り場は
①助松埠頭倉庫前②旧水上けいさつ③食品コンビナート大阪側④忠岡白灯台
くらいだろうか。
①はタチウオには期待できるが青物は疑問
③は平日とは言え入れないように思う
④もアリだが海が荒れていると辛いし怖い
という訳で②の旧水上けいさつ
に行ってみることにした。
前日の夕方には対岸のなぎさ公園でハマチも釣れているようだ。
青物が釣れていた花市場公園からも近い。
車で横づけできるのも嬉しい釣り場だ。

着いてみるとタチウオ狙いの釣り人が4,5人くらい。
できるだけ沖に近いところに釣り座を決めてまずはタチウオの電気ウキ釣りを始める。
タチウオ仕掛けを投げたところで次はアジを釣るためのサビキ仕掛けをつくる。
足元にサビキを垂らして何度かアミエビをかごに入れて仕掛けを上下させる。
夜明けまでに数匹釣れればいいか、とそのまま放っておくと、いつの間にかアジが食いついていた。
タチウオは反応なしだがアジは釣れそうだ。
しばらくアジ釣りに精を出してぶくぶくクーラーの中にアジを6匹確保した。
タチウオは何度かウキが沈んだが結局釣れず夜明けを迎えた。
旧水上けいさつでアジの飲ませ釣り
タチウオはダメだったがここからは青物の時間だ。
アジの背中に針をブッ刺し魚を泳がせて待つ。
飲ませ釣りの合わせは焦ってはいけない。
十分に飲ませてから合わせるのがコツだ。
ウキが沈んで竿先に重みが乗ってからようやくエイヤッ!!と合わせるくらいがちょうど良い、とK兄いが言っていた。
それと糸がフリーで出ていくようにするか、ドラグを緩めておくと良いそうだ。
なぜなら油断していると食いついた魚が竿ごと持って行くことがあるからだ。
そのためずっとウキを見つめておくか、目を離しても大丈夫なように糸が出ていくようにしておかないと竿ごと海にさらわれてしまうかもしれない。
他人事だと笑い話だが自分のタックルがさらわれるのはご免だ。
私の準備は万端だ。
いつ魚が食いついても大丈夫!
さあ来いハマチ、という気持ちで仕掛けを見つめていた時だった。

私より沖側で飲ませ釣りをしていた釣り人の竿が曲がっている!?
遠くから見ていたが、大物が掛かってファイトしているのは間違いなさそうだ。
何度も突っ込まれた挙句、無事にネットイン。
50センチくらいのハマチだった。
テンションが上がる私。
もういつウキが沈んでもおかしくない。
次は私の番だろう。
ドキドキしながらウキを見つめるが、一向にウキは沈まない。
元気なアジが突っ込んでウキがふらふらしたり、少し沈むことはあっても完全に沈むことはない。
弱ったアジをもらいにネコが近寄ってくる。
アジと余ったキビナゴを全てネコにあげたところで9時を回り心が折れた。
K兄いは飲ませ釣りは粘りが肝心だと言っていたが私には無理だった。

眠いし魚は釣れない。
近寄ってくるのはネコばかりだ。
またボウズを食らってしまった。

なんだか魚が釣れる気がしない。
今年の釣りはこれで終わりにするかもしれない。
また更新した時には読みに来て欲しいが、釣果には期待しないで欲しいと思う。
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