泉佐野一文字に青物とアオリイカを狙いに行った釣行記

アオリイカ

9月の初めの平日、どこに釣りに行こうかヨシPと一緒に考えていたが、今まで行ったことのない場所にしようという結論になり、泉佐野一文字に渡ることにした。

同行者はヨシPとKくん。

少し前に私が神戸空港に単独釣行した時は青物の大規模なナブラが起こり、わずか15分の間に次々とハマチがヒットした。

その爆釣劇をヨシPやKくんにも味わってもらいたいと思い、それなら沖提の方が良いだろうと思ったこともあり、岸和田一文字か泉佐野一文字のどちらかに渡ることに。

選んだのは泉佐野一文字だったが、これが完全に裏目に出た。

そんな半ボウズ釣行記だ。

泉佐野一文字という沖提について

泉佐野一文字は食品コンビナートの少し沖にある「へ」の字の形をした一文字だ。

泉佐野一文字に渡るには葵渡船を利用する。

葵渡船は食品コンビナートの港内にあって、渡し船と釣り船を運営している。

※葵渡船・菊川渡船の地図はこちら

朝は5時に一番船が出る。

料金は成人1,800円・中学生900円・小学生700円となっている。

半夜営業もやっているので、これからの季節にタチウオを狙いたい場合は利用するとよいかも知れない。

▶泉佐野一文字 葵渡船HP

泉佐野一文字で青物とアオリイカを狙う

葵渡船の船に乗って泉佐野一文字へ向かう。

この時間はいつも釣れる気しかしないし、ドキドキする。

平日ということもあってそれほど人はいないが、やはり角は人気のようで、先客がいる。

私たちは一文字の4番に降りたが移動も可能だ。

泉佐野一文字はそれほど長くない。

風もなく水面は穏やかだ。

魚の気配は今のところしないが、どこかでチャンスはあるだろう。

さっそくジグを投げてみる。

底まで落としてシャクリながらリールを巻くがなかなかアタリはない。

1時間くらい黙々とメタルジグを投げるが異常なし。

ヨシPとKくんも無反応だ。

ヨシPは釣ったアジをエサに飲ませ釣りをしているが、飲ませ仕掛けにも反応はない。

退屈になってきた・・・。

そうだ!イカを狙おう!

アオリイカの群れをサイトで狙う

青物用のジギングロッドとは別にアオリイカ用のエギングロッドを持って来ていた私はさっそくエギを結ぶ。

偏光サングラスをかけて波止から水面をよく見ると・・・いるいる!

型は小さいがアオリイカの群れが所どころにいる。

エギを投げると興味しんしんという個体が近づいてくる。

2号のエギをしゃくったりフォールさせたりしているとついにヒット!

小さなイカが釣れた。

墨を吐いたので別の場所に移動してエギを落とし、ダート&フォールで誘うとまたヒット!

今度はまあまあのサイズだ。

その後もジグを投げてはエギを投げ、子イカと遊んではジグを投げてを繰り返していた。

結局アオリイカは4ハイ釣れたが青物は気配なし。

アオリイカ釣りについては、もっと色んなエギを持ってきて粘れば数は伸ばせるかもしれないが、まだ小さいイカばかりなのでなんだか可哀想になってくる。

もう少し大きくなってから釣りたいものだ。

そして美味しく戴きたいと思う。

泉佐野一文字に青物はいなかった

5時から9時まで粘ったがあまりの暑さにギブアップ。

青物のアタリは一度も無かった。

ジグやルアーはおろか、飲ませのウキにも反応は無かった。

この日は中潮だったが現地の潮はほとんど動いていなかった。

アオリイカの吐いた墨がなかなか流れていかなかったのはその証拠だ。

これでは魚釣りは厳しい。

私たちだけでなく、常連ぽいオジサンも釣れていなかった。

せっかく沖提に来たのに青物の気配がなかったのは残念だが仕方ない。

一応アオリイカは釣れたので、まあ満足としよう。

次回はタチウオか、それとも青物か。

秋は釣り物が多くて迷うが楽しみで仕方ない。

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