私は毎年6月にブラックバス釣りに琵琶湖へ行っている。
なぜならバスは6月が最もエキサイティングな釣りができると思っているからだ。
ブログのタイトルと違うものを書くなと言われそうだが、釣行記の1つとして興味のある方だけ読んでくれれば良いと思う。
6月の北湖でビッグバスを狙う
私のバス釣り歴は意外と長く、もう20年以上になる。
と言ってもたいした腕ではない。
年に数回バス釣りに行くていどのへっぽこアングラーだ。
ただ1年に一度、6月ごろには毎年びわ湖に行くことにしている。
もう何年も前の話だが、梅雨時のびわ湖(南湖)でトップ中心の楽しい釣りを経験したからだ。
ザラスプークというペンシルベイトに食ってきた59cmのビッグバスを釣ってから6月のびわ湖バス釣りにハマってしまったのだ。
それ以来6月の曇天のびわ湖はトップでバコバコとバスが釣れるものだと思いこみ、毎年エキサイティングな釣りを楽しみに通っているのだ。
今回はヨシP、大学生のTくん、同僚のカズの4人で釣行した。
本当は南湖に行きたかったのだがボートの予約が取れなかったことと、南湖は釣れていないという情報があったため、北湖のオリーブというレンタルボート屋さんでボートを借りることにした。
オリーブというレンタルボート屋さんの紹介
びわ湖にはたくさんレンタルボート屋さんがある。
今回ボートを借りたのはオリーブという名前のレンタルボート店。
場所はこちら
ガチ勢の方々はバスボートを借りることだろうが、私たちがレンタルしたのは免許のいらない2馬力船だ。
料金は2人で8500円。
早朝5時から夕方5時まで借りられる。
2年前にも一度利用したことがあるが、その時はそこそこ釣れた記憶がある。
さて今回はどうなることやら、期待に胸を膨らませながら早朝ベタ凪のびわ湖にボートを進めた。
朝イチからノーバイト?
早朝ということでトップの釣りに期待して実績のあるザラスプークを投げてみたが反応なし。
ピョコピョコと動くザラスプークは私のお気に入りのルアーだが、ここ数年は釣れていない。
ザラがダメというよりも、そもそもトップで魚が釣れないのだ。
仕方がないのでヤマセンコーを投げる。
私の中では釣れない時の奥の手がヤマセンコーだ。
早くも奥の手を出すのはどうかと思うが、早く1匹釣りたいので背に腹は代えられない。
ところが信頼のヤマセンコーにも反応がない。
困った・・・。
次々にルアーを代えリグを代え色んなことを試してみるがアタリもカスリもしない。
釣れていないとは聞いていたが、もはやびわ湖からバスがいなくなったのか思うほど釣れない。
偏光グラスで水中を覗いてもバスはおろか、ベイトの姿もギルの姿も見かけない。
ただそんな中でも釣る人は釣っているものだ。
一文字テトラ付近に1人でアルミボートを出しているオジサンは次々とバスを釣り上げているのだ。
そう、釣れないのは魚がいないからではなく、私が下手なだけなのだ。
薄々気づいていたが認めたくなかっただけだ。
私たちもおじさんと同じ場所でルアーを投げてみるが、アタリが出ない。
しかしそんな中ついにカズが30センチくらいのバスを釣ったことで俄然やる気になる。
おじさんの真似をしてダウンショットにしたり、ネコリグにしてみたり、ノーシンカーにしたり、テキサスリグ、ジグヘッド、再びトップをワームで狙ったりしてみたが全て空振り。
びわ湖の難しさを痛感させられた。
強風と船酔いで心が折れてストップフィッシング
あれこれと試してみたが、ワンバイトもなく9時を迎えた。
もう早朝の時合いは過ぎたと言って良い時間だ。
そもそも時合いがあったのかどうかも不明だが、とにかく釣れないまま時間だけが過ぎていく。
そんな時、カズの動きが止まっていることに気づいた。
顔が真っ白になっているのだ。
どうやら船酔いのようだ。
そういえばいつの間にか風が吹いている。
私は平気だったがあまりにもカズの具合が悪そうなので一旦桟橋に戻ることに。
しばらく休憩していたが、カズの具合が良くないことと、何より魚が釣れないので10時過ぎにストップフィッシングとした。
浜大津で第2ラウンド
北湖では3人で1匹と惨敗したが、このままノーフィッシュでは帰れない。
夕方の時間帯なら釣れるかもしれないと思い、浜大津で陸っぱり第2ラウンドをやることになった。
だがここでもノーバイト、ノーフィッシュの完全試合達成となった。
またボウズか・・・。
びわ湖は本当に難しい。
いや、自分が下手なだけか。
反省しつつ次の釣行ではシイラの爆釣を夢見ながら琵琶湖を後にすることになった。
また来年の6月に来ようと思う。
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