急に冷え込んだ2021年の10月に思いのほかビッグサイズなキスが釣れた。
実は今回の釣行はアオリイカからの青物狙いだったのだが色々追い込まれた結果のキス狙い。
当初の狙いとは違ったがボウズを食らわなくて良かった。
釣れたサイズも過去イチと思うくらいのビッグサイズ。
泉南アオリイカの状況も合わせて書こうと思う。
夜中のアオリイカ釣行【淡輪~小島】
今回の釣行は仕事終わりの真夜中に家を出て夜中にアオリイカ。
さらに明け方に青物を狙う2段構えの作戦だ。
淡輪漁港でアオリイカ狙いと小魚の群れ
1人でのぼっち釣行なので真っ暗な釣り場は怖いということで、まずは淡輪漁港に決定。
常夜灯に集まる小魚を狙うアオリイカ狙いだ。
淡輪漁港に着いてみたが先行者は1人のみ。
寂しいが平日の夜中だとこんなものか。
いそいそとタックルを準備しヤマシタのエギ王をセットする。
風はなく水面は穏やかだ。
漁港内は常夜灯のおかげで結構明るいがアオリイカは釣れるだろうか。
少しづつ投げる位置を変えながら漁港内にエギをキャストするが全くアタリもない。
しかし小魚はいる。
漁港内の奥まったところに小魚が溜まっていて何かに追われているようだ。
小魚の群れが水面を泳いでいて時おり「パシャ!」と何かに捕食されているような音がする。
小型のシーバスか何かだろうか。
その周囲にエギを投げてみるが反応なし。
エギを小型ルアーに結び直し小魚の群れを通してみるも反応なし。
諦めて真っ暗な沖向きにエギを投げるも何も釣れなかった。
堤防に墨跡はあるのでイカは釣れているのだろうが、時合いが悪いのか潮が悪いのか、それとも私が下手なのか。
とにかく淡輪漁港では何も釣れなかった。
次は小島漁港だ。
小島漁港でアオリイカ狙い
午前3時に小島漁港に着くと意外と人がいる。
タックルを準備している人に話かけるとアオリイカを狙うと言う。
先週はここで夜中から明け方に3杯のアオリイカが釣れたそうだ。
がぜんヤル気が出てきた。
私は釣り場に着くとよく先行者に話しかけるのだが、ほとんどの人は気さくに話をしてくれる。
貴重な情報をくれる人も多いので話しかけるのはおすすめだ。
しかし意気込みとは裏腹に小島漁港でもアタリらしきものは無し。
さて、次はどこに行こうか。
そうだ!夜明けは加太の大波止でショアジギングをしよう!
そう思い、まだ暗いうちに車を走らせて加太へと向かった。
加太へ到着し、ショアジギングロッドとリール、そしてタモを準備しようとおもったらタモがない。
あれ?先週はあったのに・・・。
まさか!?
そういえば先週初めての場所へ行った時に(言うまでもないがボウズだった)タモを持って帰った記憶がない。
あの場所に忘れてきたのだ。
タモがなければ大物がかかった時にランディングできないではないか。
せっかくここまで来たのにと落ち込んだが無いものは仕方ない。
ショアジギングはあきらめよう。
そういえば和歌山の片男波でキスが釣れていると先日のマックス情報に載っていた。
加太から片男波はそれほど遠くない。
今から向かえばちょうど明け方には着くだろう。
気を取り直して片男波でキスを狙うことにした。
秋の片男波でキスを狙う
マックス和歌山店で石ゴカイを300円とちょい投げ仕掛けを買う。
マックスの店員さんに聞くと浜からでもキスが釣れているという。
今年の夏はキスを釣り損ねているので10月になってもキスが釣れるならそれはそれで嬉しい。
明るくなったころに片男波に着き、海水浴場の浜からエギングロッドでちょい投げキス仕掛けを投入する。
店員さんによると突堤のような場所から釣れているとのことで、浜から突き出た突堤から狙ってみるがアタリはない。
突堤はあきらめて浜を歩きながら少しづつ場所を変えて投げ返す。
海水浴場の最も南側まで来たところで「コンコン!」「ブルブル・・」というキスらしきアタリが!
バレないよう巻き続けると綺麗なキスが釣れた。
しかもデカい!
嬉しい1匹だ。
アタリが出たのは波打ち際からほんの少し沖くらいで距離にして10メートルもないくらいで深さは恐らく膝から腰くらいまでしかないだろう。
あまり沖に投げない方が良いのかもしれない。
そう思い、次のキャストからは先ほどアタリが出た辺りを重点的に攻めることに。
すると思った通りまたまたブルブルッとしたアタリが出て12㎝くらいのキスが釣れた。
サイズダウンだが釣れると嬉しいものだ。
そこからは数投に1回はアタリがあり、フグやよく分からない縞模様の魚を釣れたが最終的に6匹のキスを釣り上げることができた。
キスが釣れたのは6時半から7時の間で7時を回ってからはフグや他の魚のアタリが多くなり、7時半くらいにはアタリはなくなった。
夜中のアオリイカは空振りだったしタモを無くしたことが発覚して落ち込んだりしたが、数匹でもキスが釣れてくれたのでおおむね満足だ。
今年(2021年)は秋になっても片男波や須磨ではキスが釣れ続いているようでいつまで釣れるのか楽しみだ。
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