秋のアジュール舞子でエギングでアオリイカ!ハマチが!?

アオリイカ

秋になるとアオリイカが釣りたくなる。

さて、どこに行こうかとマックスやカンパリの釣果情報をチェック。

泉南でも神戸方面でもアオリイカの新子が釣れ始めているようだ。

悩んだ結果、夜中にエギングができて明るくなったらショアジギングで青物が狙えるアジュール舞子に行くことにした。

そんな都合よく2魚種以上が釣れる訳はないのだが、たまの休みにしか釣りに行けないサンデーアングラーなので仕方がない。

夜中にアオリイカが5ハイくらい釣り、夜明けには青物のボイルが起こり青物がバンバン釣れることを想像しながらアジュール舞子を目指した。

アジュール舞子の釣り場紹介

〒655-0036 兵庫県神戸市垂水区海岸通11

アジュール舞子は 明石大橋の真下周辺の様々な魚種が狙える好釣り場だ。

公園内には駐車場とトイレがあり、岸壁には柵がついている。

ワンド状になった窪んだところでは アジ、イワシなどの小魚が溜まる ためファミリーフィッシングが楽しめる。

回遊性の高い魚種を狙うなら沖向きがよいだろう。

明石海峡に面した場所ということもあり、潮の流れは速い。

特に大潮ともなれば潮がぶっ飛び仕掛けはあっという間に流されてしまうので、隣の釣り人との距離には注意したい。

明石大橋の下は遊歩道となっていて、どこでも竿を出すことができる。

アジュール舞子の中で人気の釣り場はワンド内だ。

私は人が少ない場所が好きなこともあり、明石大橋の西側がお気に入りだ。

西側は海流が直接当たらないことと、潮が回る場所になっているため小魚がたまりやすいのだ。

小魚を狙う青物やアオリイカも狙い目となるのは言うまでもない。

ケンサキイカ?それともアオリイカ?とにかくイカが釣りたいんじゃ!

事前情報によるとアジュール舞子ではケンサキイカとアオリイカ、どちらも釣れているらしい。

どちらもエギで狙えるのだが、ケンサキイカを釣りたいならスッテに分があるだろう。

以前この場所で秋に訪れた時に使ってケンサキイカが連発したのは上に小さなスッテ、下に小さなエギがセットになったダブル仕掛けやマリアの「ナオリ― アシストリグセット」だった。

少し高いような気もするが、実績のある仕掛けなのでフィッシングMAXで買っておいた。

夜中に現地に着き、さっそくアシストリグセットを結ぶ。

このリグでケンサキイカを狙う場合、激しいアクションは必要ない。

ダブルエギを任意の深さまで沈めて、軽く2,3回チョン、チョンと竿をあおるだけ。

イカが抱いて来たらズーーーン・・と乗ってくる。

しかしこの日はなかなか反応が出ない。

表層、中層、底付近と探ってみたが釣れたのはコンブのみ・・。

ケンサキイカはいないのか?

となれば狙いをアオリイカに絞りエギを投げてしゃくり倒すのみだ!

9月ということもあってエギのサイズは2.5号をチョイス。

沖に投げ、岸際に投げ、少し場所を変え、エギを変え、アクションを変え、さんざん色々と試したが反応はない。

寝ていないこともあり急に疲労が襲ってきた。

9月末のアジュール舞子は暑くもなく寒くもなく、本当に心地よかった。

もう釣れなくてもいいか・・。

知らない間にタックルバッグを枕代わりにして眠ってしまった。

夜明け前にアオリイカ!でっぷりと肥えたハマチが!?

ハッ!寝ている場合ではない!

まだ1ハイのイカも釣っていないのだ。

このままでは帰れない!

時間は午前5時前で辺りはまだ暗い。

再びロッドを握り直しエギを投げる。

エギを投げ、底まで落として巻きじゃくりを4回。

再びフォールさせ、巻きじゃくりを2回。

フォール後のしゃくりでガツンとした手応え!

いや・・またコンブかもしれない・・。

リールを巻く手応えは重いままリールを巻き続ける・・。

5メートルくらいまで近づいた時、「パシャッ!」とイカが潮を吐いた音が聞こえた。

「やった!」

やっとイカが釣れた。

小さいが立派なアオリイカだ。

半ばあきらめていたが投げ続けて良かった。

気づけばもう夜明け。

連発に期待したがアオリイカは1ハイの釣果となった。

さあ!ここからはショアジギングの時間だ。

30グラムのメタルジグを遠投し、投げてしゃくって楽しんだ。

隣のおっちゃんが飲ませ釣りでよく肥えたハマチを釣り上げたのでテンションがあがったものの、私のルアーに食いつくことはなかった。

秋のアジュール舞子は釣行の価値あり

今回の釣行は大潮ということもあって、海が生き物のようにうねっていた。

風は全くといってよいほど吹いていなかったが、海面は常に波立っていて生命感に満ち溢れていた。

夜明け前からサビキ釣りをしていたおじちゃん2人組はサバを中心に小アジやらイワシやらが次々に釣れていた。

何年か前に私がアジュール舞子に来た時は夜明けにイワシが大量に接岸していて何十匹ものシーバスが激しく水面を突き破っていたこともある。

今年のうちにもう一度アジュール舞子に釣行し、今度こそ爆釣劇を実現してみたいと思う。

コメント