初夏の大阪湾でキスが釣りたいと思い、どこへ行こうかと悩んだ。
私がキス釣り場としてお気に入りなのは和歌山の紀北にある片男波や浜の宮だが、今回はそこまで遠くに行きたくないのだ。
なんとか大阪でキスが釣れないかと思い、フィッシングMAXの釣果情報をチェックすると釣れているではないか。
ここ最近(6月)にキスが釣れた実績のある場所は
①大津川尻 ②貝塚人工島水路
の2ヵ所だ。
水温の上がってきたし、晩ご飯にキスの天ぷらが食べたいと思い、釣行することにした。
先に言っておくがキスは釣れず完全ボウズだった。
今回の記事は釣果報告というより釣り場紹介記事として読んでもらえれば幸いだ。
大阪湾のキス実績釣り場①【大津川尻】
最初に行ったのは大津川尻の北岸だ。
マップは汐見多目的グラウンドを示しているが、釣り場としては大津川の北岸テトラ帯のどこでも釣れるだろう。
よく大津川尻とか大津川河口などと呼ばれるポイントだ。
川岸へ出られるよう誰かがご丁寧にハシゴを作ってくれている。
海での事故は118番ということで、もし誰かが海に落ちたり波にさらわれたりしたらすぐに118番へ連絡するようにしたい。
テトラへ上がるとこんな感じだ。
タックルはシーバスロッドにダイワのリール2000番とPEライン1号、ちょい投げ仕掛け2本針に石ゴカイというお手軽スタイルだ。
大津川の河口はキスの他に投げ仕掛けにはキビレチヌが釣れることがある。
またルアーでシーバスや青物を狙うアングラーも多い。
秋にはタチウオも入ってくるので夕暮れにはルアーやワインドで狙う釣り人が多くなる。
南岸の少し上流には「水銀灯」というポイントや「高場」というポイントもあり、どこからでもキスを狙うことができる。
数年前はK兄いと短時間で10匹以上のキスを水銀灯で打ったこともある。
春から秋にかけて押さえておきたいポイントだ。
大阪湾のキス実績釣り場②【貝塚人工島水路】
貝塚人工島は有名な釣り場だが、今回のポイントは水路側だ。
貝塚人工島水路の人工島側は一帯が公園となっていて足場が良いためにファミリーで釣りを楽しむ方も多い。
釣行日は6月初旬の休日だったため、子供の姿もあった。
他に多かったのは地元のおじちゃん達で、タコの新子が釣れ始める時期ということでタコエギでタコを狙っていた。
二色の浜公園海浜緑地まで歩いていくと、沖向きには青物狙うルアーマンが等間隔に立ってルアーを投げていた。
貝塚人工島水路は多さ噛んで釣れる魚はほとんどと言って良いほど釣れる好釣り場だ。
アジやイワシ、サバなどの小魚からガシラやメバルなどの根魚はもちろんのこと、チヌやハネなどの大物も釣れるし初夏から秋まではタコやキス、秋にはタチウオが釣れる。
タチウオ釣りは沖向きテトラが人気だが、実は水路で爆釣した人も多く侮れないポイントだ。
二色の浜海水浴場でキスは釣れる?
大津川から始まり貝塚人工島まで移動したがキスはおろか、魚のアタリすらない。
なんとか1匹でもキスが釣りたいと思い、二色浜海水浴場に行ってみた。
例年6月の二色浜は潮干狩りが行われているため釣りはできないと思われるが、2021年6月はコロナの影響からか潮干狩りは行われていなかった。
海開きもまだ少し先なので、もしかしたらキスの顔が見れるかもしれないと思い行ってみたのだ。
やっぱりキス釣りは砂浜から投げるに限る!
そう思い意気込んで波打ち際から投げ始めたが、ワカメが多すぎて釣りにならない。
投げるたびにワカメが仕掛けに絡みつく。
これでは釣りどころではない。
時期によってはワカメが無い時もあるかも知れないが、今回は残念ながらあきらめるより他なかった。
大阪でキスが爆釣することはあるのか?
過去に釣れたことのあるポイントや実績のあると言われるポイントに行ってみたが全くキスは釣れなかった。
私が下手なだけかもしれないがそもそもキスの魚影が薄いのだと思う。
大阪湾はほとんどが砂地なので、ぶっちゃけどこでもキスが釣れる可能性はあると思うが、狙いを絞るのが難しいように思うがいかがだろうか。
個人的にはキス釣りは砂浜から投げたいので、次にキスを狙う時はロケーションの面から見ても和歌山か、または淡路島の砂浜から狙ってみたいと思う。
大津川河口付近でキス爆釣情報が?
毎日チェックしているフィッシングMAXの釣果情報 に7月に入ったあたりから大津川尻でキスが釣れているとのこと。
しかも1組で90匹近い釣果報告もある。
居てもたってもいられなくなり、平日の6時に現地入りしてキスを狙ってみた。
場所は大津川水銀灯だ。
平日というのに意外と人がいる。
ちなみにここで釣れるサイズのキスはそれほど大きくないために、仕掛けのハリは6~7号が良いとマックスの店員さんが言っていた。
空いているところに入れてもらいマックスで買ってきた石ゴカイ(330円)を付けて投げてみるが反応がない。
しっかり丁寧に底をゆっくりと引いてみると、時おりブルブル…と 何かが食って来るが針がかりしない。
たぶんキスではないだろう。
周りの人たちもキスが釣れている様子はない。
群れが回ってきていないのだろうか。
ちょっと場所を変えてみるかネコにあいさつをして水銀灯を後にする。
水銀灯のすぐ近くの高場という釣り場に行ってみた。
この階段を上がって進んでいくのだ。
ここにもネコがいたがヒマそうだ。
今日は魚が釣れていないのだろうか。
しばらく投げてみたがアタリがない…。
またもやマックス情報に踊らされたのだろうか。
1時間くらい投げてみたがダメなので、投げたまま放っておくと小さなハゼ?が釣れた。
あまりにも小さいのでテンションも上がらない。
ネコにあげようかと思ったがどこかへ行ってしまったのか、見当たらないのでリリース。
気温が上がってきて釣れる気もしなくなったので今回は納竿とした。
ハトが我が物顔で闊歩している。
キスは釣れなかったがやっぱり早朝の釣りは気持ちがいいものだ。
次こそはバシッと本命を釣りたいものである。
本日の大阪湾も異常なし!
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