釣りで良い釣果を上げるには魚の食い気のある時に釣りをするべきだ。
魚の食い気のある時とはいつなのか?
それは早朝と夕方である。
まづめ時と呼ばれる時間のことだ。
次に釣果の期待できる時間帯は夜である。
夜行性の魚は多い。
大阪湾でよく釣れる魚ではハネ、セイゴ、チヌ、タチウオなどは夜行性といって良いだろう。
ハネ、チヌは昼間にも釣れるが、警戒心の薄れる夜の方が食いが良いことが多いものだ。
対して真昼間は魚にもやる気がない。
釣れないことは無いが、どうも釣れる気がしない。
やはり朝の薄明るい時間帯や夕暮れの時間帯には勝てないだろう。
今回はまづめ時や夜釣りに絶対に必要なアイテムの話をしよう。
夜釣りの必需品ヘッドライト
夜の暗い時間帯にはなんらかの明かりが必要だが、最もメジャーなのがヘッドライトである。
ヘッドライトがあれば両手が空くので、仕掛けを作ったり、餌をつけたり、ルアーを交換したりといった作業が楽にできる。
たまに学生がレジャー気分で釣りに来ている学生がスマホの明かりで作業しているのを見るが、とてもお勧めできるものではない。
スマホを踏んだり、海に落としたりといったトラブルの元になるだけだ。
私は実際にスマホを海に落とした人を見ている。
ヘッドライトの良いところは他にもある。
釣り場に向かう時、両手にタックルを抱えていることが多いが、ヘッドライトがあれば暗い足元を照らしてくれるので、足元の不安定な場所で足を取られることもない。
さらに最近のヘッドライトは角度の調整ができるものが多く、首を傾けなくてもヘッドランプの角度を調整すれば良いので便利なのだ。
ヘッドライトで釣果が変わる
ヘッドライトのメリットはまだある。
夜にエギを目立たせたい時に、夜行テープの巻いてあるエギに光を当てて、水中で目立たせることもできる。
イカは夜目が効く言うが、真っ暗な海の中ではそれほどエサが見えるとは思えない。
そんな中、自分のエギだけが光っていればどうだろうか?(正確にはエギのしっぽ部分のテープ)少なくとも他と差別化できることは間違いない。
ヘッドライトでやってはいけないこと
ヘッドライトは夜釣りには大変便利だが、やってはいけないこともある。
それは釣りをしている時はヘッドライトを消すことである。
なぜなら魚が警戒して釣れなくなるからだ。
なのでヘッドライトで何かを照らす時も海の方を向けないようにするべきだ。
せっかく自分の届く範囲に魚がいるのに、その魚を警戒させてしまう行為は愚かな行為だ。
ヘッドライトは作業が終わったら速やかに消そう。
買うならこんなヘッドライトがお勧め
ヘッドライトといっても色々なものが発売されている。
機能や明るさによって価格もバラバラだ。
高いものは明るく、LED製で、ゴムが伸びにくく、角度の調整ができ、赤い光を出すことができ、耐久性が良いもの。
であるが、どこかで折り合いをつけなければ高い買い物になってしまう。
私は最低限の機能を持っているものであれば良いと思う。
最低限の機能とは、
① ほどほどに明るいこと
② すぐにゴムが伸びないこと。
③ すぐに壊れないこと
この3つくらいだ。
最近のヘッドライトはほとんどがLEDなので、十分に明るくて電池の持ちも良いので心配はいらない。
価格にして2,000円も出せば十分だと思う。
もっと安いものもあって、特価で500円のヘッドライトがあったが、ゴムは伸びるわ、すぐに電池は切れるわ、終いには5回くらい使ったら壊れてしまった。
安物買いの銭失いとはこのことである。
ヘッドライト選びで私のような失敗はしないで欲しいと心から思う。
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