和歌山の由良海釣り公園でアジ釣り

アジ

さんざん雨に打たれ、上野渡船の待合所で雨宿りをしていた私たちだったが、よく考えてみれば今夜食べるものがイサギしかないことに気づいた。

▶前回の記事

宿を取っているが、釣れた魚で宴会をする予定だったのだ。

このままでは3人で1匹のイサギをつつくことになる。

それはマズイ。

しかし激しい集中豪雨によって海は茶色くにごっている。

とても魚が釣れるような気配はない。

どうしたものかと考えた結果、海釣り公園なら何か釣れるのではないかと考えた私たち3人は由良海釣り公園に向かった。

由良海釣り公園はこんなところ

由良海釣り公園の地図

由良海釣り公園は由良湾の中にある有料の海釣り公園である。

受付のお姉さんに魚は釣れているか?

聞いてみるとアジは釣れているとのこと。

ヨシ、イケル!

と私たちは喜んだ。

シイラの豪快な引きを楽しもうと和歌山まで釣りに来てアジで喜ぶのもいかがなものかと思うが、その時は希望の光が見えた気がしたのだ。

食材を確保することが何より大事なのである。

入園料は〇〇円だが私たちが入園する時間(昼過ぎ)なら1,000円で良いとのことだった。

公園内は桟橋が敷かれていて足場が良い。

筏の地図

岩場もあって根魚や秋にはアオリイカも狙えそうだ。

他にはチヌ、アイゴ、カワハギなどの魚が良く釣れるようだ。

大雨の後ということで釣り人は少なめで、水は茶色くにごっているが、アジをパラパラと釣っているファミリーもいる。

私の目の前でチヌを釣りあげているお兄さんもいた。

また公園内には釣り堀も併設されていて、マダイがよく釣れるらしい。

水深は意外と深い。

かなり深いと言っていい。

私たちの釣り座はそれほど沖に構えた訳ではないが、それでも7ヒロくらいあったと思う。

由良海釣り公園で食材(アジ)ゲット

さっそくサビキ仕掛けを海中に落とす。

アタリは底で出て12,3センチくらいのアジが釣れた。

本日初の魚の引きである。

夜明けからさんざん投げ散らかして1回のアタリもなかった私にとってはアジの引きが単純に嬉しい。

ひとしきりアジを釣って、すでに20匹くらいのアジは確保した。

その後チヌが釣れないかと沖アミをつけてみたが何の反応もなかった。

腰を据えて狙えばチヌも釣れると思うが、寝ずにアシカに渡り、一日中竿を振っていた私たちはアジが釣れたことでホッとして4時ごろには納竿とした。

後は宿に行ってゆっくりしよう。

白崎シーサイドハイツにて宴会&宿泊

今回の宿は白崎シーサイドハイツというちょっと古めのコンクリート造りの民宿?だ。

▶白崎シーサイドハイツ白崎荘HP

昨年も利用したのだが、宿のご主人は優しくて料金も良心的だと思う。

素泊りで1人6,000円である。

食材は持ち込み可だが、私たちはイサギをお造りにしてもらい、アジをから揚げに調理してもらったため、調理台が2,000円。

鍋用の野菜はスーパーで買ってきた。

イサギは餌釣りでもなかなか釣れないくらいのサイズ(約42センチ)だったため、刺身と鍋用に魚のアラと切り身にしてもらった。

できた料理はこちら

マダイの刺身はおまけでつけてくれた。

イサギの刺身はあっさりとしていて旨い。

アジも食べごろサイズでビールが進む。

鍋は3人でお腹いっぱいになるほどのボリュームだった。

次の日こそシイラを釣りたい私たちは一度アシカに渡るか、シイラのチェイスがあったというヒジキという磯に渡るか、さんざん検討した結果、釣果のあった小浦一文字に渡ることに決め、明日こそはシイラを釣ってやる!

と意気込みつつ眠った。

明日こそは!!

▶和歌山シイラ釣行2日目IN小浦一文字につづく

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